職種別採用と総合職採用 ~キャリアパスの違い~
こんにちは。前回までは個々が「働く」ことに関して、根底にある価値観や勤労観、モチベーションに関する記述が中心でした。
今回はより「働く」ことに近い部分を記事にしたいと思います。
今回記事にする内容は、職種に関してです。既に2月の半ばということもあり、コンサルや投資銀行、消費財メーカーなどのいわゆる外資系。そして、選考の早い一部ベンチャーも内々定が出始めているようです。
そこで今回の記事の内容は、具体的にその職場で何をするか、つまり「職種」をクローズアップしたいと思います。
■総合職採用
昨今日本式の採用、つまり現時点での具体的なスキルではなく、今後の成長度合い、ポテンシャルを重視し、一括で採用する方式が各メディアで叩かれていますが、そこで採用された者の多くがいわゆる「総合職」になります。
ではなぜこのような採用方式を多くの企業が選択するようになったか、具体的な問題点はこれまで十分に議論されていますのでここでは割愛。
※気になる人は少しテーマは違いますが、下記URLをチェック!
http://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/1008/25/news026.html
では具体的にどのようなキャリアパスを歩むかは、個人の適性や企業の考え方で変わる部分が大きいので、今回は総合職採用のざっくりとしたメリットを記載していければ良いと思います。
1.職種の変更可能性
就職の時点でやりたいことがはっきりしていなかったが、実際に働いてみて、具体的に挑戦したい職種が見つかったなど。その際に職種変更の可能性を担保できることが、この採用方式の大きなメリットだと思います。
※誤解を生まないように注意書きをしますと、「総合職採用で配属される人」の殆どが「営業」に配属されますし、実際に職種転換に成功できるのは、どの企業でも比較的難しいことだと思います。実際に選考を受けている企業の人事に、職種転換の具体数を聞いてみるのも、良いかもしれません。
2.OJT時における横断的な知識と経験
これは上記の「職種転換の可能性」に依拠する部分ではありますが、OJT時に部門横断的な知識と経験を体得できることも、この採用方式のメリットの一つだと思います。(職種別採用にも当てはまる部分もありますが)
例えば、営業で配属される学生でもマーケティングの深い部分の知識と理論を経験できたり、エンジニアに配属される人間でも営業を経験できたり。個人の好みだと思いますが、実際に他部署の仕事を経験することで、他部署への尊敬の念や複合的な視点が養えるのではないかと思います。
■職種別採用
日本ではこの採用方式を実施している企業はまだまだ少ないですが、消費財メーカや金融、IT系(エンジニア採用)などを中心にこの採用方式を実施している企業が存在しています。
1.他部署への配属リスクが存在しない
これは総合職採用のメリットと相反する部分ではありますが、他部署へ配属される可能性が無い点が大きなメリットです。具体例としてエンジニアの事例を挙げたいと思います。
昨今、スキルフルなエンジニア市場は数少ない供給不足な市場ですが、そこで引く手数多の者の多くが、これまでずっとエンジニア一本、というキャリアを歩んできた印象を受けています。(もちろん例外も沢山あります)
つまりある領域でプロフェッショナルとして活躍したい場合、その職種を担い続けることが効率的ではないかと思います。
■つまり各々の価値観、勤労観次第
長くなりましたが、つまりは各々の価値観、勤労観次第だと思います。営業を経験してからマーケティングに挑戦したい、エンジニアをやり続けたい、など。どのような社会人生活を歩みたいか、そこを自問自答した上で決定することが望ましいのではないかと思います。
※職種別採用の企業でも職種転換が可能な企業は沢山ありますし、総合職採用の企業でもずっと同じ職種の方も沢山います。
個々の企業でも配属に関して考え方は違うので、例外も沢山あることは、ご注意ください。
- キャリアについて
- 2011/02/14









